インターハイ

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インターハイ試合風景(福山インターハイ)

 高校生の夏の祭典。正式には全国高校総合体育大会という。

 インハイとか総体とか略してよばれることも。

ときどき「インター杯」なんて書く人がいるが、もちろん間違い。ハイはハイスクールの略。だいたいインターハイで争奪するのは杯(カップ)ではなくて、旗(FLAG)。

 

 大会は6日間。男子個人、男子団体、女子個人、女子団体の4種目。個人戦はダブルスのみ。団体戦はダブルス3組編成による点取り戦。個人戦2日間、団体戦1日の日程でおこなわれ、男子、女子は基本的に別日程で開催(一年毎に開催順が変わる)。

 団体戦は各都道府県で1校(開催地2校)。個人戦は各都道府県6〜8組(開催県16組)。出場者の総数はインターハイ全競技中、陸上についで2番めという巨大な大会だ。

 個人戦の上位組は秋に開催される天皇賜杯・皇后賜杯全日本総合選手権への出場資格があたえられる。

 開催時期は8月初旬というもっとも暑さが厳しい時期で、その暑さたるや言語に絶する。夏休みだからしょうがないのかもしれないが、開催規模開催日程をふくめて検討の余地があるのではないか。とくに団体戦を一日でこなすのはそうとう問題があるような気がするが・・・


 どのスポーツでも高校生やそのコーチにとってインターハイはおおきな目標だろうが、とくにソフトテニスはその比重がおおきいのではないか。その理由は、残念なことに、あらゆる意味でグローバル化がすすんでいないからである。それだけのことだ。だからこそインターハイはあれだけもりあがるのかもしれないし(それは素晴らしいもりあがりようなのだ)、それを思うと複雑な心境になる。

 インターハイのその先にも全日本選手権や国際大会がはるかに続いていることをおおくの高校生、いやジュニア達に知ってほしい。それが当web-siteの願いである。


インターハイで獲得できる技術等級は、ベスト4でSP(スペシャリスト)、ベスト16で1級

技術等級は上からEX(エキスパート)--SP(スペシャリスト)--1級-2級-3級-4級・・・・8級と続く。

 他に高校生の大きな大会には以下のものがある。

  • 全日本高校団体選抜大会--春の選抜--(団体戦のみ) 3月開催
  • ハイスクールジャパンカップ(個人戦のみ) 6月開催
  • 国民体育大会--国体--(県対抗の団体戦) 10月開催
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