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よくヘッドを落とす、という言葉を聞くとおもうが、上のようなラケットワークの事を指す。ラケットを縦に使う、というのも同じだ。 |
こちらも解説の必要を感じないぐらい模範的でシンプルなフォーム。とにかく繰り返しじっくりみて頭の中に叩き込んでください。余分なものは一切なく、すべてが血となり、肉となります、というしかないのです。文字で伝えられるなら動画や写真はいらない。とにかくいやになるくらいみてほしい。このページだけでなく他のページもそうです。
これは練習中であり、それほど速くないボールをロビングで打ち返したのだが、きっちり左肩をターンして丁寧に打球している。テイクバックはラケットに添えられた左手てのガイドによっておこなわれており、ラケットの引きと肩のターンが同時に行なわれている(何度いうがユニットターン)。このテイクバックを含め、左手の使いかたが美しく、またおおいに参考にしてほしい点だ。特に6、7コマめは理想的。
フォロースルーでラケットを首にまきつけていないことにも注目。こんなこと、いまさら、わざわざいうことはないかもしれないが、いまでも、なんとかの一つ覚えのように、首に巻きつけろ、まきつけろ、とくり返す人が多いからだ。ソフトテニスの特徴としてあげる信じられないひともいる。振り切れ、という指導のためにつかわれた言葉が、誤解され曲解され、伝染病のように広がったのだろう。はやくその呪縛からのがれることを願うのみ。フォロースルーは結果であって、目的ではない。ここでもわかりやすさのためのわかりやすさが、上達を阻害しようとしている。罠に陥るな!!
誤解しないように。巻き付けるな、といっているわけじゃない。別に必ず巻き付けるものではない、ということだ。100回ボールを打ったら100種類のスイングがある。当然フォロースルーも100種類あるのである。
グリップはやや厚めのセミウエスタン。本来はもっと薄い握りの選手だが、このときは(1999年世界選手権)、サーフェースのために例外的にバウンドが高く、彼としてはやや厚めのグリップで終始プレーしていた。
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