世界選手権個人タイトルを二つ(1999シングルス、2003ミックスダブルス)持つ金耿漢のトップスピンサーブ。
非常に端正なフォームになっている。ソフトテニスはボールのラケット面への接地時間がながいので、スピンが容易であり、フラットとスピンサーブの区別が難しい、というか意味がないことがおおいのだが、このサーブははっきりとトップスピンを意識している。トスの位置、ラケットの軌道等、参考になるとおもう。
スタンスがややオープン。ちょっとみるとデュ-スコートへの打球にみえるほどだが、これはアドコートへのサーブである(なぜかサービスはクローズスタンスという固定観念があるようだが...)。
両足の向きがほほおなじなのがユニークだが、オープンスタンスと13~の右足の引き付けで、タメ、をつくりだしている。グリップはコンチネンタル。左手の使い方が素晴らしい。大きく下半身をつかった、まず模範的な左足着地のサービス。
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